こんにちは、鍼灸マッサージ まんぷくです
6月も中旬に入り、鹿児島では梅雨の最盛期を迎えています
連日の雨に加えて、ムシムシとした高い湿度が続き大人でも身体が重だるく感じやすい季節ですね
今週の「まんぷく予報」をお伝えします
1. 【保護者の悩み】:ちょっと触れただけで怒る・着替えを嫌がって身体を固める
「梅雨に入ってから、服が肌に張り付くのをものすごく嫌がる」
「普段なら気にしないような小さな音や、ちょっと肌に触れただけで『痛い!嫌だ!』と過剰に怒って身体をガチガチにこわばらせてしまう……」
この時期、お子様のこうした「過敏さ」やいつも以上の強張りに直面し
介助がスムーズにいかずに悩まされている親御さんは少なくありません
「私の接し方が悪いのかな」と不安になる必要はありません
原因は、湿気によって起こるお子様の「脳のノイズ」です
2. 皮膚のベタつきが引き起こす「触覚のパニック」
発達や感覚の専門的な知見において、脳性麻痺や発達の特性を持つお子様は
私たち以上に「皮膚の感覚(触覚)」が非常に敏感であると言われています
高い湿度や手足のじっとりした汗は
お子様の脳にとっては「スピーカーから大音量でブーッと鳴り響く不快なノイズ」と同じ状態です
衣服のベタつきや湿気というノイズが常に脳を刺激しているため
お子様の脳のキャパシティは常にいっぱいいっぱいの状態になっています
そのため、普段なら許せるような小さな接触や刺激に対しても
脳が「これ以上刺激を入れないで!」と過剰防衛(触覚防敏)を起こし
身を守るために全身の筋肉をギューッと固めてしまうのです
当院では、このノイズでパニックになっている脳に対して、無理に手足を引っ張るような施術は行いません
手のひら全体でお子様の皮膚へ優しく、じわーっと密着するような「安心の圧」を届けることで
脳の中の不快なサイレンを相殺し、興奮を外側から優しく引き算していくアプローチを大切にしています
3. 【放置のリスク】:皮膚の警戒モードが招く、日々の介助負担の「大赤字」
「梅雨時だから仕方がない」と皮膚の警戒モードをそのまま放置してしまうと
脳は常にストレスを感じ続けることになります
自律神経の乱れから便秘や食欲不振に直結するだけでなく
毎日の着替え、入浴、食事といったすべての介助において
お子様が身体を固めて抵抗するようになり
親御さんの体力と時間という大切なリソースが毎日「大赤字」になってしまうリスクがあります
【まんぷくからのメッセージ】
梅雨時期のイライラや身体の硬さは
お子様が不快な環境の中で必死に自分の心と身体を守ろうとしている防衛本能です
お部屋の除湿を心がけるとともに、プロの手を借りて脳のノイズを物理的に静めてあげませんか?
鍼灸マッサージ まんぷく 
