こんにちは、鍼灸マッサージ まんぷくです
6月も後半に入り、鹿児島は梅雨の長雨とジメジメとした蒸し暑さが続いていますね😖
すっきりしない天気がこれだけ長引くと、大人でも朝起きるのがしんどかったり
身体が重く感じたりするものです。
今週の「まんぷく予報」をお伝えします
1. 【保護者の悩み】:いつもより身体がぐにゃぐにゃして、姿勢が崩れる
「雨の日は、いつも以上にお子様の身体がぐにゃぐにゃして力が入らないように見える」
「車椅子や椅子に座らせても、すぐにズリ落ちてきて猫背になってしまうし、なんだか元気もなさそう……」
こうしたお身体の変化を見て、「もっとシャキッとしなさい!」と心配になったり、
声を荒げてしまったりしていませんか?
実はこれ、お子様の気合いが足りないわけでも、体調が急激に悪化しているわけでもありません
低気圧によってお子様の脳が「一時の省エネモード」に入っている状態です
2. 気圧の低下が引き起こす「姿勢センサーのフリーズ」
発達や中枢神経の専門的な知見において、脳性麻痺や特性を持つお子様は気圧が大きく下がると
筋肉の張りを一定に保つための脳からの命令(筋緊張)がいつもより弱まりやすいことが分かっています。
人間の身体には、自分の関節や筋肉の曲がり具合をキャッチして姿勢を保つ
「固有受容覚(こゆうじゅようかく)」という姿勢センサーが備わっています。
しかし、連日の低気圧によって自律神経が乱れると
この姿勢センサーが一時的にフリーズしてしまい
脳が「どうやって身体を支えればいいのか」迷子になってしまうのです。
姿勢を保つこと自体に普段の何倍ものエネルギーを使ってしまうため
お子様は座っているだけでヘトヘトになり
結果としてぐにゃぐにゃと崩れた姿勢になってしまいます。
当院では、このようにセンサーが鈍っているお身体に対して
無理に姿勢を正そうとしたり、強い力で刺激したりはしません。
関節や筋肉の根元に対して、優しく「じわーっ」と圧をかけることで
眠ってしまっている姿勢センサーを外側から心地よく起こし
脳に「ここに身体の軸があるよ」と教えてあげる丁寧なアプローチを行っています。
3. ずり落ちた姿勢の放置は、将来の「骨の変形コスト」に
「雨の日でだるそうだから」と、ずり落ちてねじれた姿勢のまま長時間過ごさせる状態を放置してしまうと
特定の筋肉だけが引っ張られ、背骨の変形(側弯)や股関節の亜脱臼を物理的に進行させてしまう引き金になります。
一度骨が変形してしまうと、将来的に高額なオーダーメイド車椅子の頻繁な調整や
買い替えが必要になり、家計にとっても大きな「将来のコストリスク(負債)」となって跳ね返ってきてしまいます。
【まんぷくからのメッセージ】
雨の日のぐにゃぐにゃ姿勢は、お子様の脳が気候の変化に耐えようと一生懸命省エネしている証拠です。
「頑張って座りなさい」とプッシュする前に
まずはプロの手を借りて、脳の姿勢センサーを優しく再起動させてあげませんか?
鍼灸マッサージ まんぷく 
