「私はなんてダメな親なんだろう…」
子どもに些細なことで怒鳴ってしまった夜
「優しくする」と決めたのに、感情を爆発させてしまったご自身を「短気な性格」だと責めていませんか?
やるべき家事や療育の課題があるのに体が鉛のように重くて動けない
「今日こそは」と思ったのに、結局何もできずに一日が終わってしまったご自身を
「怠け者」だと責めていませんか?
どうか、その「自分を責める言葉」を、一度ストップしてください
私たち専門家の視点から見ると、その「イライラ(怒り)」や「動けない(無気力)」は
あなたの性格や愛情不足の問題ではありません
それは、過酷な環境ストレスから命を守ろうとする
身体の「緊急停止システム」が作動した結果なのです
「性格」ではなく、身体の「生存本能」だった
前回までにお話しした通り、親御さんご自身も24時間365日
「重力」と戦い、「気圧」の変化に耐え、「将来への不安」という精神的ストレスにさらされています
キャパシティを超えたストレスがかかった時、人間の脳(司令塔)は
「生き残ること」を最優先にしたモードに切り替わります
これが、あなたが感じるネガティブな感情の正体です
1. 「動けない(無気力)」の正体 = 省エネモード
「サボっている」のではありません
重力やストレスに対抗するエネルギーが底をつき、
脳が「これ以上動くと危険だ!バッテリーを温存しろ!」と、強制的にスイッチを切ってしまった状態(フリーズ反応)です
これは、身体を守るための「賢明な判断」なのです
2. 「イライラ(怒り)」の正体 = 防衛モード
「心が狭い」のではありません
皮膚や腸からの不快な信号(ノイズ)がいっぱいになり、
脳の処理能力がパンクしそうになっている状態です。
脳は「もうこれ以上、私に刺激を入れないで!スペースを空けて!」と悲鳴を上げ、
外敵(刺激)を追い払おうとして「怒り」というエネルギーを爆発させているのです
あなたは「ダメな親」ではありません
その反応は、 見えないストレスの中で必死に家族を守り、生き延びようと戦っている
「身体の反応」なのです
「意志」で抑え込まず「身体」から整える
「怒らないようにしよう」「頑張って動こう」と、意志の力(心)で抑え込もうとすると
脳はさらに緊張し悪循環に陥ります
必要なのは、反省することではありません
身体の「芯」を整え、脳に「もう安全だよ」と教えてあげることです
私たちの施術は、この「身体の反応」を鎮めるアプローチです
- 皮膚への優しい刺激(手当て・マッサージ): 張り詰めた「防衛モード(イライラ)」の神経を物理的に鎮め、脳に「ここは安全な場所だ」という信号を送ります
- お腹の温活: 冷えて固まった内臓を温め、エネルギーをチャージすることで
「省エネモード(無気力)」からの回復を助けます
身体の「芯」が安定し、重力や気圧への適応力が戻ってくれば
感情のコントロールは自然と楽になっていきます
あなた自身を、どうか許してあげてください
お子様の「癇癪(かんしゃく)」が、脳のパニックであるのと同じように
親御さんの「イライラ」もまた、身体からのSOSです
もし、ご自身を責める気持ちが消えないなら
まずは深呼吸をして、ご自身のお腹に手を当ててみてください
そして、「私の身体、よく戦ってくれているね」と労ってあげてください
次回のブログでは、親御さんのもう一つの大きな不安、「お金と制度」について
「知っているだけで損しない!障害児を支える日本の法律とサービス」を、専門家の視点で分かりやすく解説します
現実的な生活の安定もまた、心の安定に繋がる大切な要素です
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鍼灸マッサージ まんぷく